練習の状況(第2回) by 後藤清香

「他の計画」の準備が着々と進行中である。
一時は「この物語は永遠に終わらないのでは…。」などと不安を抱いたものだったが何とか見通しがついたようだ。
新しいメンバーの橋本君の出演も決まり各登場人物の個性もかなり強くなってきた。亀井さんは「はかどるはかどる」と言いながら次から次へとネタを繰り出す毎日だ。

そんな中で、つい先日ストーリーに大きな変更が加えられた。何だか話に大きな柱ができたというかなんというか…。しかし、公演一月半前でこんなに大胆な事をして大丈夫なんだろうか・・・。 最終的なオチについて何かいいアイデアはないかという亀井さんの言葉に知恵を絞る団員一同だが、亀井さん、いしはらさん、伊澤さんの博識と頭の回転の速さにはつくづく驚かされる。あまりにハイレベルな理系的数学的芸術的民主的革命的理論展開に対し、文系人間の後藤は名誉ある沈黙を守るのみであった。

そういえば昔、亀井さんは「何とか一時間以内でおさめようと思ってます」と大見得を切っていたが、あの話は結局どうなったんだろう。全体が二部構成になるらしいが、第一部の量から考えても一時間以内で終わることはまずあり得ないと思われる。

それからもう一つ気になることは台詞入れだ。亀井さんの「できれば今週中にセリフを入れてもらいたい。」という言葉に劇団員は耳をうたがった。あの、覚えようにも台本がまだ完成していないんですけど…。と、蒼ざめている間に亀井さんから「三部構成になったよ。」とのメールが。この先一体どうなるのだろう。ただ一つ願うことは、せっかく覚えたセリフがカットされませんように、ということだけだ。